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全日本モトクロス第5戦日曜日速報

熊本県のHSR九州で開催された全日本モトクロス選手権第5戦の決勝日は、朝から曇天ながら降雨を免れた状態。お昼前後に雨が降り、一時的に路面状況が悪くなりましたが、午後には雨が止んで再びコースは回復傾向となり、白熱したIA-1ヒート2につながりました。

ここでは、今大会で活躍したライダーの声をお伝えします。

IA-1

決勝ヒート1

レース序盤、山本鯨(#1)と新井宏彰(#331)と小方誠(#2)が、それぞれ34秒ほどの間隔を開けた縦に長いトップグループを形成し、後続を引き離していきました。レース中盤、新井のペースが落ちて小方が逆転。この間にリードを拡大した山本が、今季初優勝を挙げました。

 

決勝ヒート2

山本鯨(#1)、新井宏彰(#331)、小方誠(#2)がレース序盤から激しいトップ争い。新井を抜いた小方が山本に迫り、何度かトップに立ちましたが、すぐに山本が逆転する展開が続きました。レース中盤からは山本がトップを守り、最後は小方の猛攻から逃げ切って勝利しました。

総合優勝 山本鯨(#1

本当に、言葉にできないくらいうれしいです。チームのおかげでマシンの状態もよくなり、開幕戦からずっと3位を重ねてきましたが、ホンダのホームコースでトップを獲ることができました。ヒート2は接戦でしたが、なんとか最後は自分のリズムに持ち込めたと思います。

総合2位 小方誠(#2

両ヒートとも、スタートでやや出遅れてしまいました。ヒート2は、最後に山本選手を抜きたかったのですが、両ヒートを2位でまとめられたことはうれしく思っています。HSR九州さんが万全のコース整備をしてくれたので、いいバトルができました。感謝しています。

総合3位 新井宏彰(#331

少し苦手意識があるコースで、山本選手と小方選手には離されたカタチでの3位でしたが、それでもヒート2は悪くない内容だったと思います。残り4戦、まだまだチャンピオンが狙える位置にいるので、集中して戦っていきます。ぜひみなさん、お仲間を誘って会場へ応援に来てください!

IA-2

決勝ヒート1

スタート直後から先頭に立った能塚智寛(#828)が、独走で勝利しました。1コーナーでマルチクラッシュが発生し、ポイントリーダーの古賀太基(#922)がこれでマシンにダメージを受けてリタイア。横山遥希(#66)をレース中盤に抜いた小川孝平(#912)が2位でした。

決勝ヒート2

古賀太基(#922)と能塚智寛(#828)のマッチレースに。1周目は能塚、2周目は古賀がトップを走行しました。しかし3周目に能塚が再逆転すると、その後はじわじわとリードを拡大して逃げ切りました。古賀が2位、1周目9番手から追い上げた小川孝平(#912)が3位でした。

総合優勝 能塚智寛(#828

地元の九州でピンピンの総合優勝。本当にうれしいです。ここ数戦は、つまらないミスで転倒するなど、よくないレースが続いていたのですが、今回はチームも納得してくれると思います。たぶん怒られないんじゃないかな。残りのレースをすべて勝つもりで臨みます。

総合2位 小川孝平(#912

前戦でふがいないレースをしてしまったので、今回は優勝したかったのですが、どうしてもスタートがうまくいかず、両ヒートとも追い上げのレースとなってしまいました。次戦までインターバルが1ヵ月以上あるので、スタート練習をして、次こそトップを獲ります!

総合3位 横山遥希(#66

ヒート2はスタート直後の1コーナーでコケてしまい、そこからの追い上げで6位でした。第3SUGO大会のときにケガしてから波に乗れず、表彰台から遠ざかってきました。ここで表彰台に上がれてうれしいと言いたいところですが……、悔しいです。

【レディス】

決勝

直前まで2時間近く降った雨の影響で、路面はマディに近い状態でした。ホールショットの久保まな(#2)が2周目に転倒し、これでトップに立ったポイントリーダーの畑尾樹璃(#4)は、熊本出身で雨のHSR九州をよく知るライダー。竹内優菜(#1)を引き離して今季3勝目!

優勝・畑尾樹璃(#4

このコースで開催された今季開幕戦は2位だったのですが、トップとの差はフープスにあると思っていました。前戦が終わってからは実家に戻り、誰よりもフープスを速く走れるよう練習を重ねてきました。幼いころから走っているコースなので、自信を持って臨めました。

詳しいレポートは、レース開催翌日にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。