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全日本モトクロス第2戦決勝コメント

2018全日本モトクロス選手権第2戦 決勝コメント

土曜日に続いて、決勝が開催された日曜日の埼玉県・ウエストポイント オフロードヴィレッジも晴天に恵まれ、最高気温は30度と、春というよりほぼ夏。ライダーたちは、暑さとも闘いながら気温に負けない熱戦を繰り広げ、詰めかけた大勢の観客を沸かせました。

ここでは、今大会で活躍したライダーの声をお伝えします。

【IA-1】

●決勝ヒート1

レース序盤は、新井宏彰(#331)と小方誠(#2)のカワサキ勢が、後続を大きく引き離しながらトップ争い。小方が先行するも、新井が僅差でマークしました。このふたりに追いついたのは、一時は約8秒も離れていたホンダの成田亮(#982)。終盤に逆転した成田が勝利!

●決勝ヒート2

今季からヤマハに乗る星野優位(#166)を、新井が4周目に抜いてトップ浮上。ヒート1で優勝した成田と2位だった小方は出遅れました。そして新井が独走で勝利。レース終盤には星野と小方と山本鯨(#1)が2位争いを繰り広げ、小方が2位で星野が3位でした。

●総合優勝 新井宏彰(#331)

ありがとうございます、勝ちました~! 地元大会で今季初優勝できたので最高です。ヒート1は好スタートを切ったのに自分のミスで抜かれましたが、いい天気と大勢のお客さんに恵まれた環境で、ヒート2では自分が持っている力のすべてを発揮できたと思います。

●総合2位 小方誠(#2)

開幕戦からカワサキでワン・ツーを獲りたかったのですがうまくいかず、この第2戦でまずは達成できたのでうれしいです。自分は両ヒート2位でしたが、ヒート2はいい追い上げもできました。地元大会ということでたくさん応援していただき、とても励みになりました。

 

●総合3位 成田亮(#982)

ヒート1はしっかり追い上げて勝つことができたのですが、年寄りなのでこれで体力を使い切りました。ヒート2はカワサキ勢や山本選手が速く、5位が精一杯でした。とはいえ応援のおかげで走り切ることができました。引き続き、日本のモトクロスを盛り上げます。

【IA-2】

●決勝ヒート1

レース序盤から、トップの小川孝平(#912)と2番手の古賀太基(#922)が、接近戦を続けながら3番手以下を大きく引き離していく展開に。古賀は小川のマークを続けていましたが、レースが後半を迎えるころから徐々に遅れはじめ、小川が逃げ切り勝利しました。

●決勝ヒート2

ホールショットを奪った能塚智寛(#828)を、古賀が追う展開。ヒート1同様、トップの2台が序盤から後続を大きく引き離していきました。さらに、レースが中盤に入るころから古賀が能塚を引き離し、能塚も一時は差を少し詰めたものの、最後は古賀が独走しました。

●総合優勝 古賀太基(#922)

ヒート1は孝平君が速くて引き離されてしまったのですが、ヒート2に向けてチームスタッフが全力で協力してくれたおかげで、マシンのセッティングが決まり、勝つことができました。開幕から2戦連続で総合優勝ですが、次戦はピンピンも達成したいと思います。

●総合2位 小川孝平(#912)

今年からカワサキのマシンで走らせてもらっているのですが、開幕戦は表彰台に立てなかったので、地元から近い今大会は両ヒート優勝を狙っていました。ヒート2は出遅れの焦りから転倒して5位でしたが、調子は上向きなので、次こそ両ヒートとも勝ちます!

●総合3位 能塚智寛(#828)

たくさん応援してもらいましたが、ヒート1はスタートが悪く、ヒート2はホールショットで好スタートを切ったのに太基が速くて離され、両ヒートとも不甲斐ない結果となってしまいました。次戦のSUGOは、いやSUGOでこそ、ピンピンが獲れるようにがんばります。

【レディス】

●決勝

スタート直後から、上位勢に転倒やエンストなどのミスが相次ぐ波乱の展開。しかし1周目でトップに立った畑尾樹璃(#4)だけは、自分の走りを貫きました。レース後半に一時は本田七海(#3)が畑尾に迫るも、本田は再びミスで後退し、畑尾が逃げ切りました。

●優勝・畑尾樹璃(#4)

予選日から調子がよく、スタートが決まれば逃げ切れるかもと思っていました。結果的にはそのとおりになって気持ちよかったです。両隣(※総合2位の川井麻央と同3位の安原さや)が「目標はチャンピオン」と言っていますが、いまは私がランキングトップですよ!

※詳しいレポートは、レース開催翌日にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。