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全日本モトクロス第8戦【土曜日速報】

いよいよ2016年シーズンは終盤に。全日本モトクロス選手権第8戦関東大会の予選が、10月1日(土)に開催されました。会場は、今季第2戦の舞台ともなった埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジ。スーパークロステイストが盛り込まれたコースは、春とは大幅に仕様変更された新しいレイアウトで、これまで以上に見ごたえ十分です。予選日の天候は、予報では雨でしたが、一瞬小雨で大半は曇り空。わずかに薄日も差しました。

[ IA1 ]10分+1周の予選レースに出走したのは19台。レースは、平田優(#99)のホールショットで幕を開け、2番手以下は大混戦。熱田孝高(#2)にポイントリーダーの成田亮(#982)、深谷広一(#13)、星野裕(#9)らが続きました。前半、平田と熱田が成田を含む後続を少し引き離しました。4番手以下も成田と間隔を開け、3周目からは星野を先頭に5台、後半は6台の接戦となりました。ラスト2周の7周目、成田を完全に離していた熱田がミス。これで平田は独走状態となり、熱田と成田がテール・トゥ・ノーズになりました。しかし最後まで順位は変わらず、トップ10は平田、熱田、成田、小島庸平(#1)、池谷優太(#14)、小方誠(#4)、星野、深谷、新井宏彰(#331)、北居良樹(#100)となりました。

[ IA2 ]41台が2組にわかれて、10分+1周の予選レースに出走しました。A組は、ポイントリーダーの能塚智寛(#28)が、1周目にトップ浮上を果たすと快走。2番手争いは、大木汰一(#03)と鳥谷部晃太(#04)のIAルーキー対決となり、最後に鳥谷部が逆転しました。古賀太基(#122)は、3周目に転倒してマシン破損でリタイア。シード枠で決勝に進みます。B組は、渡辺祐介(#32)が圧倒的な速さで独走。1周目8番手から追い上げた田中雅己(#113)が2位、竹中純矢(#29)が3位で、11点差のランキング2番手で今大会を迎えた岡野聖(#31)は、2周目にミスして5位でした。決勝進出トップ10は渡辺、能塚、田中、鳥谷部、竹中、大木、馬場亮太(#37)、横澤拓夢(#36)、岡野、植田翔太(#52)です。

[ Ladies ]46台が2組にわかれ、4周の予選レースに挑みました。A組は、ポイントリーダーの中野洋子(#3)が大きく出遅れて1周目7番手。スタート直後から積極的に順位を上げた久保まな(#5)がレースをけん引すると、後半に迫ってきた畑尾樹璃(#14)を振り切ってトップとなりました。B組は、スタートからトップに立った竹内優菜(#2)が独走。1周目5番手から翌周にふたつ順位を上げた安原さや(#1)が、最終周に勝股七海(#7)をパスして2位となりました。決勝進出トップ6は久保、竹内、畑尾、安原、中野、勝股の順です。