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全日本モトクロス第8戦【速報】

【IA1クラス】

【IA-1ヒート1】ポイントリーダーの成田亮(#982)をはじめ、多くの有力選手が出遅れる中、ランキング2番手の新井宏彰(#331)がスタートを決めて独走。第5戦以来の出場となった平田優(#99)が、2周目に3台を抜いて2位。1周目7番手の小島庸平(#1)が3位でした。

優勝 新井宏彰(#331)

 

ここは地元大会になるのですが、春の第2戦ではうまく乗れず、さらに前戦の名阪も情けない結果になってしまったので、なんとしても、絶対に勝つぞと思って臨みました。集中力を切らさず走れました。点差は離されちゃったけど、最後まで諦めない走りを続けます。

2位 平田優(#99)

 

新井選手が速かったです。第5戦神戸大会の終了後に、選手として一社会人としてあるまじき行動をしてしまいました。皆さん、本当に申し訳ありませんでした。今後はそのようなことがないようにしっかり反省して、モトクロスを盛り上げていきたいと思います。

3位 小島庸平(#1)

 

関東は応援してくれる人も多いので勝ちたかったのですが、小さいころからのライバルというか先輩のふたりに、完全に負けてしまいました。第6戦でケガをしてしまい、乗り込みができない状況の中で、チームがうまくマシンをまとめてくれたので感謝しています。

【IA-1ヒート2】ホールショットは、再び新井宏彰(#331)。このレースでも圧倒的な速さで、すぐに独走状態を築きました。2番手は、序盤に成田亮(#982)がミスして小方誠(#4)が抜き、後半にこれを成田が抜き返し、今度は小島庸平(#1)が成田をパスし、終盤に成田が再逆転!

優勝 新井宏彰(#331)

 

関東地方出身で、たくさんのファンや昔からの知人が応援に来てくれていて、すごく力になりました。スタートが重要なカギを握るコースですが、練習の成果とカワサキのパワーで両ヒートともうまく抜け出せました。最後の最後までチャンピオンを諦めずに走ります。

2位 成田亮(#982)

 

あまり乗れていなくて、苦手なコンディションでカラダがついていきませんでした。今回は新井選手が本当に速くて、苦戦しました。今日、大事な息子の誕生日で、本当は優勝をプレゼントしてあげたかったのですが……。でも、最後の最後まで一生懸命走りました。

3位 小島庸平(#1)

 

スタートはそんなに悪くなかったのですが、途中から自分の体力不足で情けない走りをしてしまったと思います。今シーズンはあと一戦だけですが、明日また手術して、最終戦に向けて万全の体制を築きたいです。最後は気持ちよく終われるようにがんばります。


【IA2クラス】

【IA-2ヒート1】序盤、トップの渡辺祐介(#32)がコースアウトして、田中雅己(#113)と能塚智寛(#28)の後方に。しかし中盤、渡辺がトップに再浮上しました。ところが終盤、独走していた渡辺がエンスト。能塚が優勝し、渡辺と最後までバトルを演じた田中が2位でした。

優勝 能塚智寛(#28)

ia2h1-1

課題だらけで終わったレースでした。渡辺選手が後ろにいる段階から、向こうのほうが速いのはわかっていたのですが、抜かれても諦めずに喰らいつこうと思っていました。結果的には渡辺選手のミスで僕が勝ちましたが、負けた優勝というか……。悔しいですね。

2位 田中雅己(#113)

 

今年、調子はよかったのにケガが続き、自分の走りができずに表彰台からも遠ざかっていたのですが、戻ってくることができました。久しぶりにスタートが決まり、序盤から勝負できる位置で走ることができたので、次はよりどん欲に、魅せる走りでトップを狙います。

3位 渡辺祐介(#32)

 

トップを走っていたのに、自分のミスでエンジンをストップさせてしまい、結果としては3位になってしまいました。たくさん応援していただいていたのに、申し訳ありません。ヒート2は絶対こんな悔しい思いをしないよう、しっかり走って勝ちたいと思います。

【IA-2ヒート2】序盤からトップを快走したのは竹中純矢(#29)。ホールショットの田中雅己(#113)を中盤に振り切ると、その後は大量リードを築いて、今季初優勝を挙げました。ヒート1の圧倒的な速さはありませんでしたが、渡辺祐介(#32)が中盤に田中を逆転して2位でした。

優勝 竹中純矢(#29)

 

開幕からずっと調子が悪く、ようやく優勝することができました。体力不足も課題でしたが、まさかのヒート2で優勝。地元大会なのにずっとこのコースでは成績が悪かったので、ちょっとブルーだったんですが、やっと勝てました。これを自信につなげていきます。

2位 渡辺祐介(#32)

 

え~っと、勝てませんでした……。本当に竹中さんと雅己さんが速くて、前半でちょっと離されてしまい、後半で巻き返したのですが、竹中さんには届きませんでした。最終戦はスポーツランドSUGO。地元大会になるので、ここで優勝できるようにがんばります。

3位 田中雅己(#113)

 

ヒート1と同様にスタートが決まったので、落ち着いて走るよう心がけました。でも、前のふたりはすごい速くて、なんとか喰らいつこうと思ったのですが、3位が精一杯でした。これがいまの実力で、出し尽くした結果です。最終戦に向けて努力を続けていきます。


【レディースクラス】

好スタートを切った中野洋子(#3)を、竹内優菜(#2)がぴったりマーク。3番手は、この2台から遅れて畑尾樹璃(#14)と久保まな(#5)で争われました。中盤、久保が畑尾を抜いて3番手。レース後半、竹内が中野をパスして、僅差のリードを守って勝利しました。

優勝 竹内 優菜(#2)

 

レース序盤は中野選手が速くて、ついていくのが精一杯でした。春の関東大会で課題となっていた体力不足を克服して、最後までしっかり走って逆転できたので満足しています。チャンピオンは厳しいかもしれませんが、一戦を大事に、最終戦も勝利を目指します。

※詳しいレポートは、レース開催翌日朝にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。