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全日本モトクロス第2戦決勝速報

埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで512日(日)に開催された19年第2戦関東大会の決勝は、前日と比べると日差しが弱めで、最高気温21度の過ごしやすいコンディション。前年を大きく上回る観客動員数を記録して、会場は華やかな雰囲気でした。

ここでは、今大会で活躍したライダーの声をお伝えします。

IA-1ヒート1

ホールショットを奪った小方誠(#4)がトップを快走。レース序盤の6周目に小島庸平(#44)を抜いた星野優位(#166)が、この段階で4秒ほどあった差を詰めようと試みましたが、その差が大きく変わることなく、小方が優勝、星野が2位となりました。

優勝 小方誠(#4

地元大会で勝てたのがうれしいです。昨年の最終戦直前にケガしてしまい、開幕戦はまるでダメだったのですが、テストも含めてチームが支えてくれたので優勝できました。そしてじつは、4日ほど前に子どもが生まれました。誕生を祝う優勝になったと思います。

●2位 星野優位(#166

走行中にたくさん声援が聞こえてきて、それが励みになりました。この大会は、優勝だけを考えて臨んだのですが、小方選手が速く、途中で追いつけそうな状態になったのですが、逃げられてしまいました。でも、地元のライダーがワン・ツーなのでよかったです。

●3位 深谷広一(#51

久しぶりの表彰台ではあるのですが、地元ふたりのパワーに負けちゃったのは悔しいです。唯一のスズキライダーとして……いや、唯一ではないですがIA1で前のほうを走るライダーとして頑張っていくので、今後も応援よろしくお願いいたします!

IA-1ヒート2

成田亮(#114)、小方誠(#4)、山本鯨(#400)、深谷広一(#51)、星野優位(#166)、岡野聖(#8)による数珠つなぎのトップ争いが、レース序盤から中盤にかけて継続。ここから深谷と岡野が脱落し、残り2周から仕掛けた山本が一時はトップに立ちましたが、成田が再逆転!

優勝 成田亮(#114

令和最初の日に誕生日を迎えて39歳になりましたが、中年でもまだまだイケます。ヒート1は不甲斐ない走りで、ヒート2もいい走りができたわけではないのですが、声援のおかげで勝てました。今日は母の日。この優勝は、自分の母や義母、この会場にいるお母さんたちに捧げます!

●2位 小方誠(#4

ヒート2は成田さんがスゴい速くて、後ろからもライバルが来ていて、なかなか厳しいレースだったのですが、ヒート2位と総合優勝を獲得できてうれしいです。このコースはよく練習に来ていますが、今大会のコース整備は非常によく、観客も大勢で楽しめました。

●3位 星野優位(#166

ヒート1に続いて表彰台に上がれたのがうれしいです。39歳の成田さんに負けたのは悔しいですが。僕はまだ30歳なので。先輩方ふたりが速くて、自分はまだまだ力不足だと感じましたが、楽しんでもらえるようなレース展開だったと思うので満足しています。

IA-2ヒート1

レース序盤は、内田篤基(#38)と大倉由揮(#36)と石浦諒(#954)のトップ争い。大倉が内田を抜き、レース中盤に内田が転倒で後退し、大倉の背後に石浦と平田優(#81)と浅井亮太(#42)が迫りました。そして平田が逆転で優勝。大倉が2位に入賞しました。

優勝 平田優(#81

応援してくださった方々に感謝しています。一昨年はご心配とご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。こうしてまた戻ってこれるような準備をしていただいて、本当にありがとうございます。

●2位 大倉由揮(#36

自分の力不足で平田選手に抜かれ、そこで諦めてしまって、悔しいレースを演じてしまいました。ただ、これまで苦手意識のあったコースで結果を残せたことはプラスになったと思います。ヒート2もしっかり走りたいと思います。

●3位 横山遥希(#386

スタートで出遅れてしまい(※1周目20番手)、追い上げのレースとなったのですが、そういう状況でも表彰台に上がれたことはうれしく思っています。次のヒートも頑張るので、応援よろしくお願いします。

IA-2ヒート2

オープニングラップからトップを快走したのは石浦諒(#954)。2周目に内田篤基(#38)を抜いた横山遥希(#386)が追うも、レース後半まで石浦がわずかなアドバンテージを守りました。しかし終盤、横山が逆転に成功。最終ラップには内田も石浦を抜きました。

優勝 横山遥希(#386

地元大会ということで、会場まで応援に駆けつけてくれた方々が大勢いたので、優勝でそれに応えたかったのですが、ヒート13位に終わり、ヒート2は何がなんでも優勝したいと思っていました。勝てたのは応援のおかげです!

●2位 内田篤基(#38

本当は開幕戦で表彰台に立ちたかったのですが、ようやく今季4ヒート目で最初の目標を達成しました。この位置で満足したわけではないので、次は優勝を目指します。僕は普段、RM-Zの開発を担当しているのですが、ストックでもこれだけ戦えると証明できたと思います。

●3位 石浦諒(#954

一度は全日本フル参戦からは退いたのですが、合志技研工業のおかげで昨年から復活できて、これがIA初表彰台です。サラリーマンでも表彰台に立てましたが、(内田選手がいるので)サラリーマンの中でトップではないので、次はトップになれるよう頑張ります。

【レディス】

好スタートを決めたのは、開幕戦勝者の本田七海(#6)。今季はハスクバーナにマシンスイッチした久保まな(#5)が続くと、1周目に逆転しました。両者に竹内優菜(#4)を加えた三つ巴のトップ争いは、久保に軍配。最後まで僅差で順位を守った本田が2位でした。

優勝・久保まな(#5

久しぶりの表彰台やし、優勝するのはほんまに2年ぶりくらい。昨年は全然うまく走れなくて、今季の開幕戦もガッチガチで、応援してくださっている人たちに申し訳ない走りをずっとしていたのですが、気持ちを切り替えて臨み、ハスクバーナを全日本初優勝させられました!

詳しいレポートは、レース開催翌日朝にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。