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全日本モトクロス選手権第2戦決勝

日曜日速報

埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで4月23日(日)に開催された17年第2戦の決勝は、土曜日夜に降った雨も止み、晴天に恵まれました。最高気温は19度。朝イチだけはややぬかるみでしたが、路面は急速に回復してドライコンディションでした。

ここでは、今大会で活躍したライダーの声をお伝えします。

IA1-ヒート1

トップの成田亮(#1)を、山本鯨(#400)と新井宏彰(#331)と小方誠(#10)が僅差で追う緊迫した展開が、終盤まで継続。残り3周で成田を抜いた山本が勝利を挙げ、成田は残り2周で3番手となった小方を抑えて2位。新井が最終ラップに再逆転で3位でした。

優勝 山本鯨(#400)

埼玉県は自分にとってもチームにとっても地元で、たくさんの方々が応援に駆けつけてくれたので、その中で勝てたことがハッピーです。成田選手はとても速くて、後ろを走っていて心が折れそうになる瞬間もありましたが、うまくラインを盗ませてもらいました。

2位 成田亮(#1)

山本選手がずっと後ろでプレッシャーをかけてきて、さすが世界の走りという感じでした。最後は本当にプレッシャー負けしてしまいコースアウト。そのまま走ってしまおうかとも思ったのですが……。最後にもう一度勝負と思ったのですが、山本選手が速かったです。

新井宏彰(#331)

開幕戦でふがいない走りをしてしまい、今回は地元の関東大会ということで、なんとしてもいい走りをしたいと思っていました。ホンダのふたりが速く、後ろからはチームメイトの誠も来て、苦しいレースでした。一番低いところですが、なんとか表彰台に乗れました。

IA1-ヒート2

ヒート1優勝の山本鯨(#400)は、スタート直後のクラッシュで大きく出遅れて13位。そして優勝したのは、好スタートから一気にリードを拡大した新井宏彰(#331)でした。6番手から順位を上げた小方誠(#10)が2位争いを制して、カワサキ勢がワンツー達成。

優勝 新井宏彰(#331)

やりました~。ここは地元から近く、たくさんの応援にパワーをもらって、1周目から力強い走りができました。僕が勝てたこともうれしいですが、チームメイトの誠が2位で、カワサキで占められたのもうれしいです。開幕戦の遅れを、少しずつ挽回します。

2位 小方誠(#10)

ヒート1はスタートで出遅れ、ラストでは新井君に抜かれてしまいましたが、このヒート2で表彰台に上がれてうれしいです。途中でエンストさせてしまい、ちょっとビックリしましたが……。今回が1年以上ぶりの表彰台。この結果を次につなげたいと思います。

小島庸平(#44)

スズキのニューワークスマシンを関東の皆さんに初披露する舞台で、優勝を飾りたかったのですが、まあ僕はここが地元ではなく、前のふたりは地元なので、実質的に僕が優勝みたいなもんです。秋の関東大会までに、地元のふたりよりも乗り込んで、次は勝ちます。

IA2-ヒート1

ホールショットの小川孝平(#912)が、レース序盤から中盤にかけてリードを拡大。しかし、細かいミスを繰り返す間に渡辺祐介(#31)が接近して、残り5周で逆転しました。するとこれで小川にスイッチが入り、最終周に再逆転。古賀太基(#922)が単独3位でした。

優勝 小川孝平(#912)

開幕戦から勝つつもりでシーズンに臨みましたが、古賀君に負けてしまい、超悔しい思いをしました。この2週間、とにかく勝つために死ぬ気で取り組んできたので、表彰台の一番高いところに立ててうれしいです。斉藤さんのボディメンテナンスも効きました。

2位 渡辺祐介(#31)

小川選手を抜いてせっかくトップに立ったのに、自分の力不足で最終ラップに小川選手を抑えることができずに抜かれてしまい、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。この悔しさを晴らすために、ヒート2こそ今季初優勝を狙って走りたいと思います。

3位 古賀太基(#922)

課題だったスタートがそれなりに決まり、まずまずの位置からレースをはじめられたのですが、走り切るだけで精一杯という感じになってしまい、トップのふたりから離される情けない走りになってしまいました。ヒート2は、スタートから逃げ切りを狙います

IA2-ヒート2

岡野聖(#30)がトップ、古賀太基(#922)、小川孝平(#912)が3番手でトップ争い。中盤、まずは古賀が先行しましたが、岡野と小川もマークを続けました。そして最終ラップ、岡野が激しいバトルで古賀をパス。これで転んだ古賀を抜き、小川が2位になりました。

優勝 岡野聖(#30)

開幕戦は表彰台に上がることすらできず、チームが一生懸命やってくれているのに申し訳なく思っていました。ようやくこのレースで、優勝により今季初表彰台に立つことができました。自分の走りを取り戻せたような感じがあるので、この勢いで勝ち続けたいです。

2位 小川孝平(#912)

スタートも出られたので、勝ってピンピンを取りたかったのですが、なんかうまく乗れなくて、ふがいない走りになってしまいました。最後に古賀君が転んで、ラッキーな2位でした。次こそピンピンを狙います。みなさんの応援があれば、絶対にできると思います。

3位 古賀太基(#922)

本当に悔しいです。じつは事前練習で転倒して入院することになってしまい、準備不足で臨んだ大会でしたが、それでもトップを走れていたので、自分の詰めが甘かったとしか言いようがありません。シーズンはまだまだ長いですが、まずは次戦で取り返します。

レディス

自身の地元もチーム拠点も埼玉県となる川井麻央(#14)が、ホールショットを奪うと序盤からトップを快走。スタートで出遅れた竹内優菜(#2)が、追い上げ途中に2番手の安原さや(#2)を攻略できずにいる間にリードを拡大して、全日本初勝利を挙げました!

優勝・川井麻央(#14)

予選をトップで通過して、決勝に向けてずっと緊張していたのですが、1周目からトップに立ったら一気に気が楽になって、ミスもなくトップを走り続けることができました。チームのみんなに感謝しています。次戦からも、優勝を狙って頑張っていきます!

※詳しいレポートは、レース開催翌日朝にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。