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全日本モトクロス最終戦決勝速報

埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで開催された、全日本モトクロス選手権シリーズの今季最終戦。その決勝日は晴れ一時曇りの天候で、最高気温は12度でしたが、強風が止んだことで前日よりも寒さは和らぎました。全クラス、この最終戦でチャンピオン決定!

ここでは、今大会で活躍したライダーの声をお伝えします。

IA-1ヒート1

1周目前半でトップへ浮上した星野優位(#166)をライバルたちが僅差で追うも、星野がポジションを死守。6周目からは能塚智寛(#555)が先頭に立ちましたが、レース終盤に星野が再逆転。能塚は転倒で後退し、星野が約3年ぶりの優勝。山本鯨(#400)が6位で連覇を決定!

優勝 星野優位(#166

今年は短いシーズンでしたが、前半戦はうまく噛み合わずに悩むレースばかりでした。しかし最終戦が地元のオフビということで、この大会のことだけ考えて準備してきました。来年こそは常にトップ争いを演じて、チャンピオン争いに加われるように頑張ります。

●2位 渡辺祐介(#110

新型コロナウイルスの影響で、例年とはまるで違うシーズンとなってしまいましたが、コースサイドで応援してくれた方々のおかげで最終戦まで走り切ることができました。来年こそはリベンジを果たしてチャンピオンになれるよう、自分自身を追い込んで準備していきます。

●3位 小方誠(#10

スタートで上位に加わることができたのですが、レース中盤に転んでしまいました。それでもなんとか転倒前の順位だった3番手に復帰して、星野選手と渡辺選手に絶対追いついてやる……と思っていたのですが、やっぱりムリでした。でも、楽しんで観てもらえたと思います。

IA-1ヒート2

 

山本鯨(#400)がホールショット。2番手の小島庸平(#44)が後続を抑える間に、少しずつリードを拡大しました。小方誠(#10)が2番手に浮上した6周目の段階で、山本のアドバンテージは約6秒。小方がじわじわと差を詰めて接近戦になりましたが、終盤に粘った山本が優勝!

優勝 山本鯨(#400

ヒート1は、どうしてもチャンピオンを獲るという想いから、堅実な走りをしました。それだけにヒート2は、最後まで全力で走り切ると誓っていました。今後もレースに対して真摯に向き合い、業界をけん引していけるライダーになりたいと思っています。

●2位 小方誠(#10

レースで勝てずめちゃくちゃ悔しかったのですが、両ヒート総合成績ではトップだったので、そういう意味では喜びもあります。サインボードで山本選手に追いつけそうとわかり、全力で走ったのですが、山本選手はやはり速く、パッシングするのは厳しかったです。

●3位 富田俊樹(#317

今年からヤマハに移籍し、すべてが新しい環境でレースに臨みました。最初は探りながらという感じでしたが、毎戦ごとに調子は上向き。今大会も予選までは好調だったのですが、それを決勝の結果につなげられない詰めの甘さが……。悔しいですが、諦めず挑戦していきます。

IA-2ヒート1

横山遥希(#1)は1周目18番手と出遅れましたが、13周目には3番手。レース中盤のトップ争いから脱落した大城魁之輔(#36)を14周目、内田篤基(#39)を17周目に抜いた横山が、21周のレースを制して連覇を達成しました。内田を19周目に抜いた大城が2位でした。

優勝 横山遥希(#1

スタートを完全に失敗。序盤で思うように順位を上げられずにいましたが、落ち着いて1台ずつパスするよう心がけて走りました。無難にゴールしてチャンピオンを決めるという意識はなく、とにかくレースに勝ちたくて勝ちたくて、全力で走り続けました!

●2位 大城魁之輔(#36

ランキング2番手とはいえ、横山選手との点差はかなり離れていたので、レースで優勝することしか考えていませんでした。しかし、明らかに実力が足りておらず、スタート直後には横山選手よりかなり前にいたのに、逆転されてしまいました。悔しいです。

●3位 内田篤基(#39

スタートでいいポジションを確保し、トップに立ってからは後続を引き離していたのですが、レース終盤は横山選手と大城選手が速くて抜かれてしまいました。横山選手の連勝を止めたかったのですが、それができなかったのがとにかく悔しいです。

IA-2ヒート2

ホールショットの横山遥希(#1)が、1コーナー先のジャンプで早すぎるガッツポーズ。しかし実際、横山の勢いを止められる選手は誰もおらず、横山が再び優勝、スタート直後から2番手を守った内田篤基(#39)が2位、中島漱也(#01)を終盤に逆転した大城魁之輔(#36)が3位でした。

優勝 横山遥希(#1

ホールショットを決めたらパフォーマンスしようと事前に思いついて、今季最後のレースですし、楽しみたいと思ってやっちゃいました。最後まで気持ちよく走れたので満足です。今年からファクトリーチーム入りして不安なこともありましたが、多くの人に助けられてV2達成できました。

●2位 内田篤基(#39

今季は、シリーズタイトルを獲るためにチームを移籍し、環境を変えてレースに挑んできたのですが、ケガで2戦目を欠場。復帰後は横山選手の連勝を止めることができず、悔しいシーズンとなってしまいました。来年は、必ずチャンピオンを獲りたいと思います。

●3位 大城魁之輔(#36

今シーズンはチームの環境が昨年とは変わり、これまで以上に多くの方々に支えられながら戦ってきました。ランキングとしては2位ですが、もちろん満足できる結果ではありません。来年こそチャンピオンになれるよう、シーズンオフに課題を克服していきます。

【レディス】

川井麻央(#3)が、本田七海(#1)を抜いて5周目にトップ浮上。ところが翌周、周回遅れに進路を阻まれた川井はエンストを喫し、本田から6秒ほど遅れました。ここから川井が、驚異的な速さを披露。ラスト2周の9周目に再逆転を果たし、川井が全勝で自身初のシリーズタイトル獲得!

優勝・川井麻央(#3

昨年はまったく勝てず、狙っていたチャンピオンにも届かず、とても悔しいシーズンオフを過ごしてきたので、短いシーズンだったとはいえ全勝でシリーズタイトルを獲得できたことが本当にうれしいです。支えてくれた方々のためにも、優勝で決めたいと思っていました。

詳しいレポートは、レース開催翌日朝にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。